本棚の目隠しをDIY！簡単＆おしゃれな作り方を徹底解説

「本棚の中身が丸見えで生活感が気になる…」「部屋をスッキリ見せたい！」

そんなお悩みを解決するのが、本棚の目隠しDIYです。カーテンやロールスクリーンを使う手軽な方法から、扉を取り付ける本格的なDIYまで、さまざまな目隠し方法があります。

本記事では、それぞれの方法の特徴や作り方、おしゃれなアイデアを詳しく解説！初心者でも簡単にできるアイデアも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

本棚の目隠しを作るメリットとは？
目隠し方法の種類と特徴をチェック！
簡単にできる！本棚の目隠しDIY手順
目隠しDIYのアイデア＆おしゃれなデザイン例
目隠しDIYの注意点とよくある失敗例
まとめ

本棚の目隠しを作るメリットとは？

部屋がスッキリ見える

本棚にたくさんの本や小物が並んでいると、どうしても部屋がゴチャゴチャして見えがちです。本棚の目隠しをすることで、視界が整理され、スッキリとした空間を作れます。特に、リビングや寝室など人目につく場所に本棚がある場合、目隠しをするだけで部屋全体の印象が大きく変わります。

目隠しには、シンプルな布を使ったものから、おしゃれな扉付きのDIYまでさまざまな方法があります。部屋の雰囲気やインテリアに合わせた目隠しを選ぶことで、デザイン性をアップさせることも可能です。

また、整理整頓が苦手な人でも、目隠しをすれば多少本が乱雑に並んでいても気になりません。「見せる収納」ではなく、「隠す収納」にすることで、片付けのストレスを軽減できるのもメリットのひとつです。

生活感を隠せる

本棚には、本だけでなく、郵便物や文房具、ちょっとした日用品を収納していることが多いですよね。そういった細々としたアイテムが見えていると、どうしても生活感が強くなってしまいます。

本棚の目隠しをすることで、生活感を抑え、すっきりとした空間を作ることができます。特に、リビングやダイニングなどの共有スペースでは、目隠しをするだけでスタイリッシュな雰囲気になります。

また、お客様が来たときにも、本棚の中が丸見えにならず、急な来客でも安心です。

ホコリや汚れを防げる

本棚は、意外とホコリがたまりやすい場所のひとつです。特に、高い位置にある本棚や、あまり使わない本が並んでいる棚は、気づかないうちにホコリが積もってしまうこともあります。

目隠しをつけることで、ホコリが直接本に付着するのを防ぐことができ、お手入れの手間を減らせます。また、扉付きの目隠しをすれば、ペットや小さな子どもが本をいたずらするのを防ぐ効果も期待できます。

インテリアとして楽しめる

本棚の目隠しは、単なる「収納のカバー」ではなく、おしゃれなインテリアの一部として楽しむこともできます。

例えば、カーテンやロールスクリーンを使えば、部屋の雰囲気に合わせて自由にデザインを変えられます。また、扉をDIYすれば、自分好みのカラーやデザインでアレンジでき、オリジナリティを出すことが可能です。

ナチュラルテイストなら木製の扉、モダンな雰囲気ならブラックやグレーのシンプルなデザイン、カフェ風ならアイアン素材を使うなど、好みに合わせてカスタマイズできるのも魅力です。

防災対策にもなる

地震が多い日本では、本棚の転倒や本の落下が危険なケースもあります。特に、重い本が高い位置から落ちてくると、大きなケガにつながる可能性もあります。

本棚の目隠しとして扉をつけることで、万が一のときに本が飛び出してくるのを防ぐことができます。また、突っ張り棒＋布の目隠しなら、万が一のときにすぐに外せるので、避難経路を確保しやすいというメリットもあります。

このように、本棚の目隠しは「部屋をスッキリ見せる」だけでなく、「生活感を隠す」「ホコリを防ぐ」「インテリアとして楽しむ」「防災対策になる」など、多くのメリットがあります。

目隠し方法の種類と特徴をチェック！

カーテンタイプの目隠し

カーテンタイプの目隠しは、手軽に取り付けられてデザインの自由度が高いのが特徴です。カーテンを使えば、好きな色や柄を選ぶことができ、季節ごとに変える楽しみもあります。

取り付け方法は簡単で、突っ張り棒を使ってカーテンをかけるだけで完成します。工具を使わずに設置できるため、賃貸住宅でも安心して使えるのがメリットです。

また、布製のカーテンなら洗濯ができるため、ホコリや汚れが気になったときに簡単にお手入れができます。さらに、遮光性のある生地を選べば、本の日焼けを防ぐことも可能です。

デメリットとしては、カーテンを閉めた状態だと本の取り出しが少し手間になる点が挙げられます。また、カーテンの裾が床につかないように注意する必要があります。

ロールスクリーンでスッキリ収納

ロールスクリーンを使った目隠しは、スタイリッシュでスッキリとした印象を与えます。使わないときは巻き上げることができるので、本の出し入れも簡単です。

ロールスクリーンは、壁や天井に取り付けるタイプが多く、固定することで安定感が出ます。最近では、突っ張り棒で固定できるタイプのロールスクリーンもあり、壁に穴を開けられない賃貸でも使用可能です。

カーテンよりもすっきりした見た目になるため、シンプルなインテリアを好む人におすすめです。カラーやデザインも豊富なので、部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができます。

デメリットとしては、設置場所によっては取り付けが難しい場合があること、また布製のカーテンに比べて通気性が低いため、本の湿気対策を考える必要があることです。

扉をDIYして本棚を完全目隠し

本棚に扉を取り付けると、完全に中身を隠すことができます。扉をDIYすれば、好きなデザインや色にアレンジできるため、おしゃれなインテリアの一部として楽しめます。

扉の取り付け方法には、蝶番を使って開閉式にする方法や、スライド扉にする方法があります。スライド扉なら、狭いスペースでも邪魔にならず、スマートな収納が可能です。

また、ガラス扉を使えば、中身が見えるので本のタイトルを確認しやすくなります。アンティーク調の木製扉にすれば、ヴィンテージ風のおしゃれな雰囲気を演出できます。

デメリットとしては、取り付け作業に少し手間がかかることと、蝶番やレールの設置にはある程度のDIYスキルが必要な点です。また、扉を開けるスペースが必要になるため、設置場所をしっかり確認しておきましょう。

つっぱり棒と布で手軽にカバー

つっぱり棒と布を使った目隠しは、簡単に設置できるうえ、コストを抑えられる方法です。100均のアイテムを活用すれば、リーズナブルにDIYできます。

設置方法は、つっぱり棒を本棚の上部に取り付け、そこに布を掛けるだけ。これだけで簡単に目隠しができます。布のデザイン次第で、ナチュラル系、北欧風、モダンスタイルなど、さまざまな雰囲気を楽しめます。

また、布をフックで固定すれば、風でめくれる心配もありません。マジックテープを使えば、布を取り外しやすくなるので、掃除の際にも便利です。

デメリットは、布が長すぎるとホコリがたまりやすくなることや、軽い布だとめくれやすい点です。布の厚みや長さを工夫すると、より使いやすくなります。

すだれやブラインドで和風アレンジ

和風やナチュラルな雰囲気が好きな方には、すだれやブラインドを使った目隠しがおすすめです。すだれを使うと、通気性が良く湿気がこもりにくいため、本のカビ対策にもなります。

すだれは100均やホームセンターで手に入るので、コストを抑えつつおしゃれな目隠しを作ることができます。また、木製のブラインドを使えば、落ち着いた雰囲気のインテリアとしても楽しめます。

取り付け方法は、つっぱり棒やフックを使うだけなので、DIY初心者でも簡単に設置可能です。

デメリットとしては、すだれは巻き上げて収納する必要があるため、ロールスクリーンに比べるとやや手間がかかる点です。また、ブラインドはホコリがたまりやすいので、こまめに掃除する必要があります。

本棚の目隠しにはさまざまな方法があります。それぞれの特徴を理解して、自分のライフスタイルやインテリアに合った方法を選ぶと良いでしょう。

簡単にできる！本棚の目隠しDIY手順

必要な材料と道具を準備しよう

本棚の目隠しDIYを成功させるためには、事前にしっかりと材料と道具を揃えることが大切です。どの目隠し方法を選ぶかによって必要なアイテムが変わりますが、以下のような道具が一般的に必要になります。

【目隠し方法別の必要な材料】

目隠しの種類	必要な材料
カーテンタイプ	つっぱり棒、カーテン生地（または市販のカーテン）、布用クリップ（必要に応じて）
ロールスクリーン	ロールスクリーン、取り付け用ブラケット、ドライバー
扉をDIY	板材（合板・ベニヤ板など）、蝶番、取っ手、塗料（好みに応じて）
つっぱり棒＋布	つっぱり棒、好きな布、クリップ（固定用）
すだれ・ブラインド	すだれ、ブラインド、取り付けフック

【必要な道具】

メジャー（サイズ測定用）
ハサミやカッター（布やカーテンをカットする場合）
ドライバーや電動ドリル（ネジを使うDIY用）
のこぎり（木材をカットする場合）
タッカー（ホッチキスの大きいもの）（布を固定するときに便利）
接着剤や両面テープ（簡単に固定する場合）

材料をそろえたら、いよいよ本棚の目隠しを作っていきます！

カーテンタイプの目隠しの作り方

カーテンタイプの目隠しは、取り付けが簡単で、気軽にデザインを変更できるのが魅力です。

【作り方の手順】

本棚の幅を測る
- メジャーを使って本棚の横幅と高さを測り、それに合ったサイズのカーテンを準備します。
つっぱり棒を設置する
- 本棚の上部、または側面に突っ張り棒を取り付けます。
カーテンを取り付ける
- つっぱり棒にカーテンを通すか、布をクリップで固定します。
- 生地の長さを調整し、床につかないようにするのがポイントです。
仕上げ調整
- 布がピッタリおさまるように微調整します。
- 必要に応じて、布の端をミシンで縫うと見た目がスッキリします。

ロールスクリーンを取り付ける手順

ロールスクリーンは見た目がスッキリするため、シンプルなデザインが好きな人におすすめです。

【作り方の手順】

本棚の幅を測る
- ロールスクリーンが本棚の幅に合うか確認します。
取り付け位置を決める
- 本棚の天板部分や壁に取り付けるか、突っ張り棒タイプを使うか決めます。
ブラケットを固定する
- 壁や本棚の天板に、ブラケット（取り付け金具）をネジで固定します。
ロールスクリーンを取り付ける
- ブラケットにロールスクリーン本体をセットし、動作を確認します。
高さ調整と微調整
- 目隠しがしっかりできる高さに調整し、完成です。

扉を取り付ける際のポイント

扉をDIYすると、完全に本を隠せるため、生活感をなくしやすくなります。

【作り方の手順】

本棚のサイズを測る
- 扉にする板材のサイズを決めます。
板材をカットする
- 必要なサイズに合わせて、のこぎりで木材をカットします。
蝶番を取り付ける
- 扉の片側に蝶番を取り付け、本棚に固定します。
取っ手をつける
- 取っ手を取り付けることで、開閉がしやすくなります。
デザインをアレンジする
- 塗装やリメイクシートを使って、おしゃれなデザインに仕上げるとより魅力的になります。

つっぱり棒＋布で作る目隠しの作り方

つっぱり棒と布を使った目隠しは、初心者でも簡単にできる方法です。

【作り方の手順】

つっぱり棒を設置する
- 本棚の上部または中間部分に設置します。
布の長さを調整する
- 本棚の高さに合わせて布をカットします。
布をつっぱり棒に通す
- 布に通し穴を作るか、クリップで固定します。
目隠しの微調整
- 布がしっかり垂れるように調整し、完成です。

本棚の目隠しDIY手順のまとめ

目隠しのDIYにはさまざまな方法がありますが、自分のライフスタイルやインテリアに合わせて選ぶのがポイントです。

✔ 手軽に作りたいなら… → つっぱり棒＋布やカーテンタイプ
✔ すっきりしたデザインにしたいなら… → ロールスクリーン
✔ 完全に目隠ししたいなら… → 扉をDIY

目隠しDIYのアイデア＆おしゃれなデザイン例

おしゃれな布やカーテンを活用する

カーテンタイプの目隠しは、布のデザイン次第で部屋の印象を大きく変えられます。シンプルな無地の布を使えば落ち着いた雰囲気に、柄物や北欧風のデザインを選べばおしゃれなアクセントになります。

【おすすめのカーテンデザイン】

スタイル	特徴
ナチュラル系	リネンやコットン素材の布で、温かみのある雰囲気に
北欧風	モノトーンや幾何学模様でシンプル＆おしゃれに
モダンスタイル	ブラックやグレーのシックなカーテンで落ち着いた印象に
カフェ風	英字プリントやヴィンテージ風のデザインを選ぶとおしゃれ度UP

また、タッセルやリボンを使えば、カーテンを開けたときの見た目もスッキリします。カーテンレールの代わりに麻紐やアイアンバーを使うと、よりナチュラルな雰囲気に仕上がります。

100均グッズで簡単にDIYする方法

100円ショップには、目隠しDIYに役立つアイテムがたくさんあります。低コストでおしゃれな目隠しを作りたい人におすすめです。

【100均でそろうアイテム】

つっぱり棒 → カーテンや布を掛けるのに便利
布・リメイクシート → 本棚の雰囲気を変えるアイテム
ワイヤーネット → 小物を飾れる収納付き目隠しに
フック・クリップ → カーテンや布を固定するのに活用

例えば、100均のすだれを使えば、和モダンな目隠しを簡単に作れます。ワイヤーネットを活用すると、目隠しだけでなく、雑誌や小物を掛けられる収納スペースとしても使えます。

壁紙やリメイクシートで扉をアレンジ

本棚の扉や目隠し布に壁紙やリメイクシートを使うと、簡単に雰囲気を変えることができます。

【リメイクシートのおすすめデザイン】

デザイン	特徴
木目調	温かみのあるナチュラルな雰囲気
モノトーン	シンプルでスタイリッシュな空間に
レンガ柄	カフェ風インテリアと相性抜群
大理石調	高級感のある仕上がりに

リメイクシートは、貼って剥がせるタイプを選べば、賃貸でも気軽に取り入れられます。カーテンや扉に貼るだけで雰囲気がガラッと変わるので、DIY初心者でも挑戦しやすいアイデアです。

ステンシルやペイントで個性をプラス

DIYの楽しみのひとつが、自分らしさを出せること。ステンシルやペイントを使えば、世界にひとつだけのオリジナル目隠しを作ることができます。

【DIYアレンジのアイデア】

木製扉にステンシルでロゴを入れる
黒板ペイントを塗って、メモを書けるようにする
パステルカラーで可愛い印象に
シャビー加工をしてアンティーク風に

特に、黒板塗料を使えば、扉や本棚の側面にチョークで文字を書けるようになります。家族の予定を書いたり、おしゃれなカフェ風デザインにするのも素敵ですね。

照明と組み合わせてインテリア性アップ

本棚の目隠しに間接照明を組み合わせると、よりおしゃれな空間を演出できます。

【照明を使ったアイデア】

LEDテープライトを取り付ける → 本棚の背面や棚板の下に仕込むと、ほんのり光って雰囲気アップ
ランタン風ライトを飾る → カフェ風やアンティーク調におすすめ
フェアリーライトを垂らす → 可愛らしいデコレーションにぴったり

特にLEDテープライトは、本のタイトルを見やすくするだけでなく、目隠しした本棚をおしゃれなディスプレイとしても活用できます。

目隠しDIYは、ちょっとした工夫でぐっとおしゃれに仕上げることができます。

目隠しDIYの注意点とよくある失敗例

使いやすさを考えたデザインにする

目隠しをすることで部屋がスッキリ見える一方で、使い勝手が悪くなってしまうことがあります。特に、本を頻繁に出し入れする場合は、開閉が簡単なデザインを選ぶことが重要です。

【使いやすさを確保するポイント】

カーテンタイプなら軽い布を選ぶ（重い生地だと開け閉めが面倒になる）
扉をつける場合はスライド式にする（開閉スペースが不要で省スペース）
ロールスクリーンは片手で操作できるものを選ぶ
目隠しの高さを調整する（下の段は開けておくとよく使う本を取り出しやすい）

特に、カーテンや布を使う場合、開閉しやすい長さに調整することが大切です。床まで垂らしてしまうと、めくる手間が増えてストレスになることもあります。

材料選びを間違えないポイント

目隠しDIYをする際に、素材選びを間違えると、思ったような仕上がりにならなかったり、使いづらくなったりすることがあります。

【目隠しDIYで避けたい素材の選び方】

間違えやすい選び方	正しい選び方
透けやすい布を選んでしまう	適度な厚みがある布を選ぶ
ホコリがつきやすい素材を使う	洗える布や静電気が起きにくい素材を選ぶ
重い木材で扉を作る	扱いやすい軽い板材を使う（MDFやベニヤ板など）
強度が弱いつっぱり棒を選ぶ	長さや耐荷重を確認して選ぶ